
豆は、青大豆の「サトウイラズ」を800グラム。砂糖が要らないほど甘い、というのがネーミングの由来とか。
猫がひっくり返さないよう注意して、一晩水につけておく。

4時間ほど煮込んだ後、ぐちゃぐちゃと潰す。ていうかサトウイラズ、うめえ! 煮豆としてバクバク食べたい衝動を抑えつつ、ガツガツと潰していく。
潰した豆が人肌程度に冷めるまでの間に、麹(800g)をほぐして、塩(400g)と混ぜておく。

なんだか豆を混ぜたりボールを作ったりするのが、とても楽しい。こういった昔からずっと人間が飽きずに受け継いできた作業は、きっと子供の頃の泥遊びのような、プリミティブな触感的な面白さによる部分も大きいのでは、と感じた。陶芸しかり。

容器その他、各器材はすべてアルコール消毒しておく。カビが生えませんように…。

400gとは別計算の塩をビニール袋に入れて塩袋を作り、その塩袋を重石として味噌に乗せる。1.2kgぶんの塩を使った。
その後さらにラップなどで厳重に封をし、冷暗所へ保管した。そして毎日毎日、今も麹菌は働いている… 僕が遊んでいる間も。がんばれ麹菌。