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簡易金継ぎ

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高いところにあるモノを、かなり重いものでも片手でぐいっと掴んで落とすスキルを持つ、ピュン太。

毎日1~2回は何かを落とされるので気をつけるようにはしていたんだけど… まさか中身の入った酒ビンを落とすほどのパワーがあるとは思わず、油断していた。今回はそのビンが直撃し、彼のお気に入りの水飲み皿を割ってしまった。

あまりにもきれいにパッカリと割れたため、金継ぎをしてみることにした。本当は漆で接着するのが伝統的なスタイルなんだけど、とても大変そうなので、「世田谷ベース」で所さんがやっていた、パテと金箔を使った簡易的な金継ぎをすることに。

用意したものは、タミヤエポキシ造形パテ(高密度タイプ)と、ハセガワの金箔フィニッシュ。仕上げ用にワシンの水性ウレタンニス(食器に使えます、と書いてある木工用の奴)。工具は、デザインカッター、筆、耐水ペーパー(800番くらいかな)などを使用した。

まずは食器をきれいに洗って乾燥させてから、割れ口にパテを多めに盛って、接着。かなりベタベタ度の高いパテなので、指に水をつけながら作業。

このパテは硬化に12時間かかるそうなんだけど、1時間もするとじんわり硬くなってくるので、ちょうどよい頃合いを見計らって、固まりかけてきたパテをカッターと耐水ペーパーで綺麗に処理する。

パテ硬化後、継いだ部分を大きめに覆うように金箔を貼る。今回使用した「ハセガワの金箔フィニッシュ」は、シール状になっているため貼り付けが簡単だった。

その後、金箔部分保護のため、仕上げにニスを塗って、乾かす。簡単な割になかなかよい仕上がりになった。

ただ… 食器使用可能なニスを使用してみたものの、常に水が入っている器だし、小さい動物が使うものだし… ということで、結局、まったく同じ新しい皿を買って、継いだ皿は飾っておくことにしましたw テヘ!